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当院の理論2(力を抜く)

整体理論(その2)

疲労と緊張、力を抜く、、、、

 

本人はそのつもりでも、実際には力が抜けていないことは多々あります。

施術はそれを感じ、また感じさせることでもあります。

 

体の力が入った状態は緊張状態、硬くしている状態です。

力が入っていることで当然疲労が生じます。

硬い状態は血液も疲労も流れにくい状態です。

 

硬くさせた状態がひんぱん、長期間なら筋肉はそういう状態になりやすくなり

筋肉の柔軟性は失われてゆきます。

 

それが長く続けば、筋肉の硬さが疲れをさらにためてより硬くさせ、疲労の流れをさらに妨げてゆきます。

やがて体が硬いのが緊張なのか、疲労の蓄積なのか、筋肉自体が硬くなってしまったのか、

わからないようになり、いくら力を抜いても疲労がたまっていたり、ゆるまない状態となります。

これらがまだ軽度であれば慢性肩こりや腰痛といった問題で済みますが

さらに悪化させると四十肩、五十肩、椎間板ヘルニアや膝の痛みの他

様々な問題をおこす可能性を高めます。 

 

その状態を解消するには、自身が「緊張している。」ことを自覚しないとなりません。

自覚しなければ力を抜こうとは考えないからです。

それを自覚してもらうために施術をします。

 

まず施術は疲労を流すために行います。

疲労がたまっているとしっかりと筋肉はゆるまないからです。

 

すこしでも疲労が流れればゆるむ感触がでます。

同時にその分,感覚が回復します。

それにより自身の緊張に気づきます。 

緊張に気づくことなしに解除することはしません。

 

緊張の解除は疲労の発生をなくすことでもあります。

緊張がすこしでもなくなればそれによりまた感覚が回復します

 

徐々に疲労を流し、緊張状態を解除することを繰り返してゆきます。

疲労と緊張を減らすことは、感覚を回復させることでありそれは同時に症状の改善、

解消させることにつながります。

 

「施術中は力を抜いてください。」といっても力が入ったままの方が多いです。 

力が入った状態を「緊張」「力み(りきみ)がある」と呼んでいます

 

当院の施術は痛くない、ゆっくり、丁寧な手法とはいえ初めて来院された方は「どんなことをするのかなあ?」と緊張するのは仕方ないことと思います。

そんな場合でも2回目、3回目と、いわば慣れることで、その緊張がなくなってゆき力みも減ってゆきます。

 

体の力みは心の緊張状態に影響されているといえます。

精神的緊張が日々、常時あることで感覚がにぶくなっていると自身の緊張に気がつかないまま、

心身の疲労を蓄積させてゆきます。

一般的にいえば「ストレスが溜まっている。」という感じです。

 

体での話と同様に心の緊張は心の疲労を生み、心の疲れは次第に心を固くさせてゆくこととなります。

それが積み重なると自分の心のコントロールがしにくくなります。

また心の緊張や疲労が、同時に身体の緊張、疲労を発生させます。

 

症状を解消するためには、結局身体と心の両方をゆるませることが必要といえます。

だから施術では心をゆるめることも必要です。

 

強い手法では無意識に心身に力がはいってしまう可能性が高く、また、思わぬ怪我をさせてしまう可能性もあります。

そのため施術は極めて優しく、丁寧なものとなります。 

 

心がゆるむ。リラックスする。

それによって体においては緊張がとれて疲れの発生が減り、副交感神経優位状態により回復モードとなる。

心においても、緊張が取れることによってその分の感覚、感受性、思考に余裕が生まれます。

 

ある筋肉に力を入れ、ほかの筋肉は力を抜くといったことを同時に行うことでより効率的な使い方ができます。それができているからこそ体は動きます。

 

例えば肘を曲げる動作において内側の筋肉が収縮して肘が曲がりますがその際は外側の筋肉は弛み肘が曲がることで伸ばされる状態になります。

では伸ばされる筋肉に力が入れば、、、曲がるのを邪魔することになります。

これが「力み(りきみ)」です。

 

この力みは曲げるのを邪魔していることで、曲げるために収縮しようとする筋肉はより力をださねばならなくなるか、あるいは動きが邪魔されてぎこちなくなるとか思うように動かない状態となります。

無駄な力は動きを邪魔しながらさらに疲労も増やします。

 

日常、体を動かせているので当然力をぬくことはできているのですが、それでもまだまだ

力を抜くことができるのです。 

 

しかし、実際にその力みをとることは難しい。

力みの出る状態は精神的に緊張状態でもあるからです。

精神的に緊張していると感性、感覚いわゆるセンスが鈍くなり自身が緊張している、力んでいることが感じられないのです。

自分はどんな時、あるいは日常的に何に緊張をしているのか? 

それを知り、体も心も、その力みや緊張を自在にゆるめられるようコントロールできるようにするのには

訓練が必要です。

力みをとることが難しいのはそういった練習が普段ないこと、力みに対しての自覚や理解が

不足しているからでもあります。

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