健康の定義と医療

健康ってなに?医療ってなに?

 

千葉県千葉市中央区中央3−15−14 アソルティ千葉中央6階 いっぽ自然整体院

 

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今、TVや雑誌をみれば、健康に関する番組や記事、コマーシャルが、本屋では、

そんな本がいっぱいですし、インターネットでも同様です。

では、その「健康」とはいったい何?

病気じゃないのが健康?これは、間違いではありませんが、これでは答えにならない。

辞書では、、、

異状があるかないかという面からみた、からだの状態。「―がすぐれない」「―優良児」
からだに悪いところがなく、丈夫なこと。また、そのさま。「―を保つ」「―な肉体」
精神の働きやものの考え方が正常なこと。また、そのさま。健全。「―な考え方」「―な笑い」

とある。

まあ、なんとなくわかるけど、どうもしっくりと理解しづらいのは、私の国語力不足のせい?

そのほかにもいろいろさがしたのですが、

健康という言葉を定義しているものは意外となく、見つけたものとして下記のものを紹介します。

「癒す心、治す力」(アンドルー・ワイル著)より

健康とは体と心が完全な状態のこと。

完全な状態とは、

完全にバランスがとれた状態で、すべてのシステムが円滑にはたらき、

エネルギーが 無理なく循環しているということで、これを健康という。

 

それは本来自然な状態ですが、なんらかの影響でバランスを崩したとき、

身体はまた、自然な状態に戻ろうとする。

しかし、アンバランスを引き起こす力や状況が、自然に戻ろうとする力を

超えている場合、病気となります。

そのバランスを自然な状態に戻そうと、人為的に手を加えるのを治療といいます。

身体の外からほどこされる行為を治療と言うのに対し、身体の内なる力で回復し、

治るのを治癒といいます。

上記は健康について説明したものの一例ですが、これも何となくわかるけど、

なんとなくしっくり来ない。

ならば自分の言葉で表現しようとすると、やはり難しい。

健康という言葉はなんとも説明しずらい言葉です。


健康の定義としてよく用いるものとしてWHO(世界保健機構)の健康の定義があります。

また、その定義の改正を検討したこともふくめ記載します。.

 

WHOにおいては健康を従来、その憲章前文のなかで、

「健康」を「完全な肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、

単に疾病又は病弱の存在しないことではない。

"Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely

the absence of disease or infirmity."

と定義してきた。(昭和26年官報掲載の訳)

そしてここに新たに魂、霊的なという表現を加えてはどうかという案がだされました。

「完全な肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、

単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」

という定義から完全な肉体的(physical)、

精神的(mental)、Spiritual及び

社会的(social)福祉のDynamicな状態であり、

単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」

という改正案の採用を検討。

注目すべきはこのSpiritual(霊的な、魂の)という概念を採用しようとしているところ。

それは「健康」の確保において生きている意味・生きがいなどの追求が重要との

立場から提起されたものと理解される。

Spiritual(霊的な、魂の)という言葉は、世界中の統一した言葉としては難しいようで、結局定義の

改正は審議保留のままとなっています。

私自身生きている意味・生きがいならまだしも、「Spiritual的にOKか?」と聞かれても

「???」、、、かも。

ただ、

言葉の選択はさておき、健康とは単に自分が身体と心が良好ということだけでなく、

それは社会的幸福感もあるといった従来の定義の意味と、そして新たに

「生きがい」を感じられるかという考えをくわえようとするこの提案は「なるほど」と感じました。

言葉の解釈は人それぞれ違うでしょうが、何をこの改正案が言いたかったのかはわかる気がします。(なんとなくですが)

健康の対象はまず体と心というのは当然ですが、もっと広く私たちを取り巻く環境や、

己の魂、生きる意味、意志までを対象に考えるということとなります。

それらが、独自にそして互いにバランスを保ち、円滑に機能している状態を

広い意味での健康と言っているのだろうと私は解釈しています。

************************************************************************

厚生省HP,報道発表資料より

WHO憲章における「健康」の定義の改正案について

1.経緯

  • 従来、WHO(世界保健機関)はその憲章前文のなかで、
  • 「健康」を「完全な肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、
  • 単に疾病又は病弱の存在しないことではない。

    "Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely

  • the absence of disease or infirmity."

    と定義してきた。(昭和26年官報掲載の訳)

  • 平成10年のWHO執行理事会(総会の下部機関)において、WHO憲章全体の見直し作業の中で、
  • 「健康」の定義を「完全な肉体的(physical)、精神的(mental)、Spiritual及び
  • 社会的(social)福祉のDynamicな状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」

    "Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual

  • and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity."

  • と改める(下線部追加)ことが議論された。最終的に投票となり、

  • その結果、賛成22、反対0、棄権8で総会の議題とすることが採択された。

  • 本件は平成11年5月のWHO総会で議論される予定。
  • 総会では参加国の2/3以上の賛成があれば採択される。
  • ただし、改正の発効には全加盟国の2/3以上における批准手続きが必要であるが、
  • 通常は2/3の批准を得るために数年以上の期間を要している。


2.今回の提案の背景

  • 提案についてWHO事務局からの見解は得られていない。WHO会議での過去の議論などから、
  • 「健康」の確保において生きている意味・生きがいなどの追求が
  • 重要との立場から提起されたものと理解される。
  • 平成10年のWHO執行理事会では、

    (1)Spiritualityは人間の尊厳の確保やQuality of Life(生活の質)を考えるために必要な

  • 、本質的なものであるという意見
    (2)健康の定義の変更は基本的な問題であるので、もっと議論が必要ではないかとの意見
    の両方が出された。

  • また、同理事会ではDynamicについては、
      「健康と疾病は別個のものではなく連続したものである」 という意味づけの発言がなされている。

WHO憲章における「健康」の定義の改正案のその後について
(第52回WHO総会の結果)

1.標記については、平成11年5月17日から5月25日まで、スイス・ジュネーブにおいて開催された

第52回WHO総会において審議された。

2.総会のB委員会(総務、財政、法的事項を担当)において、数カ国から憲章前文について

討議すべきとの意見も出されたが、現行の憲章は適切に機能しており本件のみ早急に審議する必要性が

他の案件に比べ低いなどの理由で、健康の定義に係る前文の改正案を含めその他の憲章に係る

改正案と共に一括して、審議しないまま事務局長が見直しを続けていくこととされた。

私自身、健康に関する仕事がら近代医療のことも感心をもってみているわけで、

TVの「ER」や「Drコトー」などなど命を救う医師の活躍はすばらしいと思わされます。

そして、かつては治らなかった死にいたる病気が医学の発展とともに克服されてきています。

そんな医学の進歩、それに関わる方がたの努力には敬意を感じております。

私の行ういわゆる代替医療などが対応するのは、直接それが死にいたるものではないものが主。

肩こり、腰痛、神経痛、関節痛、筋肉痛、捻挫、打撲などなどが主な対象です。

死にいたる病気や症状には通常対応が出来ません。

しかし、近代医療でも当然治療する肩こりなどの症状に、あらためてそんな整体やカイロや

按摩指圧、マッサージなどほか代替医療といわれる各種療法があるのは

なんでなのでしょう。

それは、医者にとって、まず最優先に対応しないとならないのは、命を救うということ。

次に患者が社会生活するために必要な機能を回復し維持すること。

つまり、ほっとけば命にかかわるとか、患者の生活上そのままでは

大きな支障をきたす状態を引き起こす、そうなっている状態を回復させること、

そこにエネルギーをまず注がないとならない大きな使命があるわけです。

ですから、そこまで緊急性のないものに対する状態にたいしては時間を割くことが

出来ない状況であるともいえます。

だから肩こりや腰痛でも今後何らかの大きな障害となる可能性が大きいと判断すれば、

病院も手術、入院としっかり対応もしてくれるはずです。

しかし、そう判断されないものは一般的に薬や湿布、電気療法などを

受けたりするくらいでしょうか。

それで治れば健康保険で安い支払いで済むわけです。

だからわざわざ保険の利かない民間療法である代替医療を受けることはありません。

それなのに、どうして保険の利かない料金を払ってまで

私たち代替医療を受けるのでしょう。

第一に考えられるのは、近代医療では治らなかったということ。

 薬などで治らなかったといって医師にできることはあとは手術?

 でも医師も手術の必要がないからしないわけで、手術して治るわけでもないと判断しているわけです。

 

 ここに来られる方の中には「医者にずっと行ってたけどぜんぜん良くならないので、」とか

 医者に自然に治りますのでしばらく我慢して症状とうまく付き合うように

してみてはと言われています」とか 「老化現象」「体重のせいですからとか

言われて、良くならないという方も多いです。

 時には「もう治りませんよ」と言われることも、、、。

 しかし、患者本人は辛い状態からいつまでも開放されないので、

高い料金をはらっても、わらをもつかむ 思いでくるのです。

 これは、医者が冷たいかたなのではなく、緊急性がなく、その治療で治らない場合、

 手術の必要も無ければ他にどうしようもないからです。

 

 命に別状がなくとも、いつかは自然に良くなるものでも、早く良くなりたい。

または医者の治療効果がないとき、 代替医療を使うわけです。

 

 代替医療はその見方、考え方は様々ではありますが近代医療とは違った観点から

原因を探り、対応してゆきます。

 近代医療で治らないものが、代替医療では治るというのは観かたが違い、

その処置が違うからです。

 逆に代替医療で治せないものが、近代医療で治るものもたくさんあります。

 

 

 

 ではどちらから受けたらよいのか。

 病院でいつまでも良くならないので代替医療でよくなることもあれば、

 逆に先に代替医療をしても治らなかったのが

 病院にいったら違う病気が原因だったということもあるわけです。

 私自身の考えとしては、原因がはっきりしているとき

 (荷物を持つときにぎっくり腰になったとか、 運動したら筋肉痛にとか、寝違えたとか)

 以外は、まず医者に検査をして診断を受けるのが 最良の方法ではないかと思います。

 それで緊急性がないと診断され、治療を受け,

  それで改善されなければ、 代替医療を受けるのが妥当と考えます。

 (ただし、巷では単なるリラクゼーション的手法も多々あるし、怪しいものも中にはあるので、

 どういう療法なのか見極めがしにくいので、ホームページなどで 

 確認してください。あやしい、意味不明なものは避けましょう。)

 医師に検査してもらうこと。

 これは施術する私にとっても大いに役立つことです。

 時には単なる腰痛のような症状が緊急を要する、

 つまり命にかかわる病気が原因の場合もあるからです。

 私も患者にそのような病気を持っていないかを確認しますが、

 その疑いがあると感じても、詳しく検査も診断も できないです。 

 レントゲンもCTも血液検査も出来ません。

 だから、病院でしっかり検査していただいてあると私も安心です。

 命に関わるなどの心配がないのを 病院の検査で確認したあとのほうが 

 患者さんにとっても代替医療を利用しやすいのではないでしょうか。

 実際に当院では、観かたが違うので、その病院の検査はあくまでも参考でしかないのですが、

 緊急を要する症状ではないことを医師に確認してあると助かります。

そのほかにも代替医療を受ける理由として

 心地よいこと( そうでないのもあるかも)、 リラックスでき、落ち着く。

 不調、辛いということではないが、予防として。

 よりよい心身の状態にしたいため、などあるでしょう。

 近代医療も、代替医療もともに病気や怪我などの不調を改善、

 解消しようとする治療を目的にします。

   (法律上は代替医療のそれを治療ということはできません。治療という言葉は国家資格をもつ医師の行為と

    限定されており、代替医療におけるものは症状の改善などの表現を用います。)

 しかし医療には、単に病気や怪我を治すということだけでなく、その予防も、そしてさらに

 健康の維持増進という目的も医療には期待されます。

 そういう目的をもって上記のような精神的な安らぎや、病気怪我の予防や

 さらに良い状態を目指す代替療法を利用する方も、多くいるわけです。

 

 これらの目的はリラクゼーション的要素という認識であったり、

 その効果が科学的に実証されていないという理由 から、

 日本では健康保険の対象にはなりません。

 けれども、健康を、そして医療をこのように広義に考えた場合、

 単に健康の維持増進や心の安らぎを与えるというだけの効果だけでも、

 この代替医療の存在には意義があると思います。

 

 ましてや、つらい症状に悩む方がたを、治療、改善という言葉どうりに

 救っている施術者も現に多くいます。 

 それらの意味をふまえ代替医療は補完医療とも言われるわけです。

 

最近は自然志向というか薬害、副作用の心配される方も増えたように思います。

 代替療法は薬を使わず、通常、副作用の心配はないわけです。

 手法によっては無理な手法による損傷などがあったり、

 もみ返しなどの発生などと必ずしも悪影響がないとは言い切れませんが、

 そういうマイナス面を改善してきているところは多くなってきています。

 薬も副作用を少しでも抑えようと開発をしているわけでしょうが

 副作用は全くないといえる薬はありません。

 近代医療の治療は大きく分けて、薬、手術、リハビリです。

 多くは湿布にせよ外用、内服にせよ薬が大半を占めます。

 

 薬の改善により多くの症状の治療効果が年々高まっているわけですが、

 薬にだけ頼っていれば、病気にならないわけでは けっしてありません。

 当然身体自体の免疫力、回復力なくしては不調の回復、健康はありません。

 例えばインフルエンザにかかり抗生物質を医者に処方され回復したとしても、

 それは抗生物質だけあればよいのではなく、

 正常にを絶えず働かせている身体の機能なくして、回復はありえません。

 代替療法は、その身体の回復する力を引き出すということに重点を置くものが多く、

 それにより身体を回復させようとします。

 薬が治る最良の方法であるならば実際に私自身も薬で治します。 

 しかし、薬でいつまでも治らないために、長期にわたり使い続け、

 却って副作用に悩みつつ、当初の不調にも 耐えなければならない場合もあります。 

 その薬自体が自然な身体の働きを妨げる恐れがあり、

 それに対してまた薬を出さないとならない悪循環を起こすという状態です。

 ではどうしたらいいのか。、、、患者は迷うばかり。

 何が最短で治るのかを近代医療や代替医療を含め統括的に対応できる医療機関は

 まだ少ないのですが 少しずつその動きも見られるようになってきました。 

 また、病気や怪我の治療ということだけでなく、予防も、健康の維持、

 そして増進も大切なこと。

 それは近代医療も代替医療もその点は同じ。(内容に違いはあるでしょうが)

 治療、予防を含めそれらを統合した統合医療の発展。

 幅広い視野で医療を考えることができるのが、 患者のためであり、健康のためだと感じます。

 

 

 

 

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最終更新日 : 2008年3月31日